チーフの言葉
トラックシーズンはエース竹俣を欠いての戦いとなりましたが、どの対校戦でも高得点を取ることができ二番手以降の力も上がってきました。東のラストスパートや宮野の粘りのある走りは見ていて面白いものです。ただ、七大戦の3000mSCで無得点だったことが心残りです。個人の記録の面では、山田竜、中島、渡辺陽が自己記録を大幅更新し成長が著しく、青木、高田が大学初の15分台を記録し、いい面もありましたが、怪我をして記録を伸ばせなかった人も多く、長距離パート全員が全員、競技力を上げていくことは難しいことだと改めて思いました。
8月は北海道清里町で6日から25日までの20日間の長期合宿を頑張ってきました。今夏は冷夏らしく、7月は雨が降り続き私たちが合宿を始めるころにやっと晴れが続き暑くなったと町の人に聞きました。暑いといっても最高気温が20℃程度で湿気もなく涼しい快適な気候でした。清里町を合宿地として訪れてから今年で19年目になり、町の方たちが東大陸上部後援会を発足してくださいました。町のいたるところに「歓迎東京大学陸上運動部」なる張り紙があったり、北海道新聞のオホーツク版に私たちのことが書かれていたりと町全体で歓迎してくださいました。そして、今年も夕食交流会を開催していただき、おいしい料理をごちそうになりながら町の人たちと陸上や学業の話で盛り上がり、とても有意義な時間となりました。また、毎年恒例の小中学生陸上教室や、今年から始まった高校生懇談会など、地元の子供たちとふれ合う機会があり、練習の疲れを吹き飛ばしてくれるような元気をもらいました。
練習の方はといいますと、故障者も出ましたがほとんどの人が距離走中心の練習をこなし、1段階パワーアップしたのではないかと思います。今年は20km以上の25kmや30kmの練習を主に入れてみましたが、昨冬に長いジョグや30km走などをこなしているため、気持ち楽にこなせたようです。合宿中に予選会選考会を行い、内定している東、宮野、山田竜、山崎の4名に加え、嶌田、青木の二名が内定しました。野村もその二名と互角の走りを見せましたが、内定条件を20kmT.T.で上位2名まで70’切れば4名までということにしていたので、野村はあと20秒及ばず惜しい結果になりました。関カレハーフに出場したがそれ以降も故障に悩まされていた山田健や、春から精神的に少し下降気味にあった竹俣、加藤もこの合宿から走れるようになり、予選会までに体力を回復してもらいたいと思います。
9月、10月は合宿での走りこみを軸に、トラックのスピードも意識しながら、予選会に向けて調整していきたいと思います。予選会最終選考は9月26日9時スタートで行う予定です。今年は新型インフルエンザが流行っており、予選会メンバー数も14名から20名に増員されるという異例の措置がとられました。部内で感染者が複数名出た場合、出場さえ危ぶまれるので体調管理をしっかり行い最悪の事態は避けたいと思います。